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創業5年以内の経理は、5つの帳票で全て片付く

必要な帳簿は5つ

創業5年以内の会社では、自社における経理のフレームワークが固まっていないことがあります。そんな会社の帳票書類を見せていただくと、必要の無い書類作成や書類とじに時間をかけているわりに、必要な書類が作成されていないことがあります。

そこで、会社に必要な帳簿をまとめてみると、「現金出納帳」「預金出納帳」「給与台帳」「売掛金台帳」「買掛金台帳」と全部で5つになります。

まずは「現金出納帳」です。極力会社から現金取引をなくすことが経理簡素化にとって重要ですが、それでも最低限でてくる現金取引については現金出納帳が必要です。この現金出納帳は、利便性の面から手書きで作成されることをお勧めします。

次に、預金出納帳ですが様式は現金出納帳と同様となります。ただし、比較的小規模の段階では「通帳に直接取引内容を書き込む」形で代用して頂いてもOKです。ここで通帳についてですが、極力増やさないようにしてください。創業5年以内の会社では、出来る限り通帳を1つにしましょう。そうすれば、今儲かっているのかどうかというのも、その通帳残高が増えているのかどうかでわかります。また、通帳の数が少ないほうが、パソコン入力などの経理作業も楽です。

給与計算はエクセルがベター

給与台帳については、エクセルなどで作成されると自動計算されますので、ミスが少なくなり便利です。創業5年以内の会社では従業員数も10人未満がほとんどでしょうから、その場合には、市販の給与ソフトは購入せずエクセルで作成されることをお勧めします。

最後に、「売掛金台帳」及び「買掛金台帳」も必ず作成するようにしてください。一般的にはその月に発行した請求書(売上関係)や受け取った請求書(仕入・外注関係)を集計して、更にその月に入金のあったものや支払いをしたものを消しこんでいくことになります。売掛金については、入金もれがないかどうかの確認をすることも忘れずに。

会社で必要な5つの帳簿

2008.10.1執筆

(注)執筆当時の法律に基づいて書いていますのでご利用は自己責任でお願いします。

 

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今村 仁

今村 仁

「節税は義務、納税は権利」がモットーです。
自分の半生について、取材を受けました。

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