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世界一簡単な領収書保存法 | 大阪の税理士法人:大阪・京都・神戸・滋賀・奈良・東京・横浜を中心に活動/会社設立/法人設立/創業/創業5年/決算対策/節税対策/資金調達/税務調査/
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世界一簡単な領収書の保存とは?
月ごとにまとめて封筒に入れる
上場などに関係の無い一般的な中小企業で取引規模が小さい会社の場合、領収書の最も簡単な保存の仕方は、「月ごとにまとめて封筒に入れる」、これだけです。そんな雑でしかも後で見返すときに苦労しそうな保存の仕方で本当にいいの?と思われるかもしれませんが、いいのです。実際、領収書をノートなどに綺麗に美しく張ったところで、その領収書を見返すことはほとんどないでしょう。
とはいえ、領収書の数がある程度増えてきた場合や経理担当者がいる場合には、「月ごとにまとめてスクラップ帳か裏紙に貼る」のがいいでしょう。こうすれば税務調査時などにも便利です。
次に請求書ですが、この整理・保存にも時間をかける必要はありません。しかし、業種によっては前月や昨年の仕入単価及び発注金額などを確認する必要があります。その場合は、それらの請求書のみ別ファイルに綴じてください。そして、それ以外の請求書は原則すべて1ファイルで保存しましょう。ニ穴パンチで穴を開けて、月ごとに分けたうえで、後はどさっと綴じます。このとき、振込票などがあれば一緒に綴じてしまいましょう。
税務署も文句はいいません
領収書や請求書を保存する目的の1つに、「税務署対策」があります。
上記のような保存の仕方でももちろん問題ありません。ただし、税法上、領収書や請求書は原則として7年間会社に保存する必要がありますので覚えておいてください。
2008.10.1執筆
(注)執筆当時の法律に基づいて書いていますのでご利用は自己責任でお願いします。
今村 仁
「節税は義務、納税は権利」がモットーです。
自分の半生について、取材を受けました。